G7首脳テレビ會議等についての會見

更新日:令和4年5月9日 総理の演説?記者會見など

(G7首脳テレビ會議について)

 本日未明、G7のテレビ首脳會議に參加し、G7の首脳及びウクライナ?ゼレンスキー大統領との間で率直な議論を行い、G7とウクライナの連帯を改めて確認する會議となりました。私からは、5月5日に発表した日本のロシアに対する制裁措置の追加措置を紹介するとともに、日本のウクライナ及び周辺國に対する支援と、その実施狀況、これを紹介させていただきました。その中で、石油についてもエネルギー資源の大宗を輸入に頼っている我が國としては、大変厳しい決斷ではありますが、G7の結束が何よりも重要な時であり、今回のG7首脳聲明も踏まえ、ロシア産石油の原則禁輸という措置を採ることといたしました。また先週、インドネシア、ベトナム、タイを訪問し、國際法の下で主権や領土の一體性が尊重されなければならないこと、また、力による一方的な現狀変更は許されないという、最も基本的な考え方を共通の認識として確認できた、こうしたことを紹介いたしました。日本としては引き続き、國際秩序を守り抜くべく、G7や関係國と緊密に連攜していく考えであります。以上が、本日未明のG7の首脳テレビ會議の概要です。

(ロシアが戦勝記念日▓を契機として軍事侵攻の激化や、核の使用をちらつかせた威嚇の増加の懸念もある中での総理の認識について)

 まず、戦勝記念日におけるロシアの思惑については、私から何か申し上げる立場ではないと思いますが、いずれにせよ今、國際秩序の揺らぎが懸念されている中でありますので、國際社會の結束が大事であるということを強く感じています。そうした中ですので、國際社會が結束して強い制裁措置を課すこと、そしてウクライナ及び周辺國に対する支援をしっかり行うこと、制裁と支援、この重要性を改めて感じているところです。

(石油の原則禁輸の措置の具體的な內容について)

 石油の輸入の削減、あるいは停止の時期などについては、今後、実態を踏まえ検討してまいります。すなわち時間をかけてフェーズアウトのステップを採っていくということであります。

(天然ガスの輸入の取扱いについて)

 先ほど申し上げましたけれども、今回のG7首脳聲明を踏まえて、我が國として結束するために何をしなければならないのか、それを考えた結果、石油について対応を明らかにしたということであります。G7を始め、EU(歐州連合)その他関係國、様々な議論を行っているようです。その狀況も踏まえながら、我が國として國際社會の結束を重視する観點から何をしなければいけないのか、それを一つ一つ考えていくということであります。今回は、今回のG7の首脳聲明の中身、これを踏まえた対応ということであります。

(原発の本格的な再稼働に関する考えについて)

 原発の再稼働については、安全性を最優先にしながら進めていく、こういった方針を申し上げてきました。改めてとおっしゃいましたが、全く方針は変わっておりません。安全性、最優先にしながら、原子「力規制委員會の基準にしっかり合ったものについては、地元の皆さんの理解をしっかり得ることを前提としながら再稼働を進めていく、この方針は従來どおりであります。こうした方針をしっかりと進めていくということであります。

(サハリン1、サハリン2の権益について)

 権益を維持するという點については変わってはおりません。我が國が有する権益からの石油輸入については、エネルギーの長期かつ安価な安定供給に貢獻していることを踏まえて、國民生活や事業活動への悪影響を最小化する方法でフェーズアウトのステップを採っていく、先ほど申し上げたとおりでありますが、権益については、これは維持するという方針は変わりはありません。

(韓國大統領の就任■式出席のため、林外務大□臣を派遣したねらいについて)

 まず、林♀外務大臣↓、尹(ユン)大統領の就任式に出席をするわけでありますので、改めて尹大統領の就任についてはお喜びを申し上げたいと思います。その上で、今、國際社會、國際秩序の根幹が揺らぎかねない、こうした事態を前にして、改めて日韓、あるいは日米韓の協力の重要性を強く感じております。日韓の間においては、禦承知のように難しい問題が存在するわけではありますが、このまま放置することはできないとも思っています。國と國との約束は守る、これは基本としながら、先日の代表団とのやり取りも踏まえ、我が國の一貫した立場に基づいて取組を進めていきたいと考えています。

関連リンク

これまでの総理の演説?記者會見など