アジア?太平洋水サミット及び各國首脳との會談等についての會見

更新日:令和4年4月23日 総理の演説?記者會見など

(アジア?太平洋水サミットの成果、熊本での開催の意義及び各國首脳との會談について)

 まず、本日、アジア太←平洋地域の首脳?閣僚級のハイレベルの參加の下、アジア?太平洋水サミットを開催いたしました。阿蘇(あそ)山の地下水に恵まれ、またこれまで多くの豪雨災害も経験したこの熊本の地で、水循環、そして治水対策の分野における我が國の先進的な取組を発信し、首脳宣言を取りまとめたこと、これは熊本の被災地の復興を世界に向けて発信する観點からも大きな意義があったと思っています。
 特に私からは、首脳級會合の基調演説において、「熊本水イニシアティブ」を発信いたしました。新しい資本主義の下、我が國の先進技術を活用した質の高いインフラ整備等を通じて、水関連の社會課題解決の加速化に積極的に貢獻していく。こうしたことを訴え、5年間で約5,000億円の支援、これを表明しています。この「熊本水イニシアティブ」は、首脳宣言において支持され、今後、アジア太平洋地♂域のみならず、世界の水問題、そして防災、気候変動に関する具體的な行動にしっかりつながっていくと考えています。
 そして禦指摘のように、ツバル、カンボジア、ラオス、各國首脳と二國間會談を行いました。各國首脳からは、「熊本水イニシアティブ」を始めとした我が國の水分野でのリーダーシップ、これを高く評価するという聲が出されました。また、ウクライナ情勢への対応等において連攜するということ、また、二國間関係の強化を確認するなど、それぞれ有意義な意見交換ができたと受け止めています。

(日?ツバル首脳會談における中國に関する意見交換の有無について)

 中國については、太平洋島しょ國地域における同國の最近の動向について意見交換を行いました。ただ、詳細については外交上のやり取りですので、ここで具體的に申し上げることは控えます。いずれにしろ我が國としては、この中國の動向、太平洋島しょ國における動向について、関心を持って註視しているところであります。

(ロシアによるウクライナ侵攻から2か月となることの受け止め及び物価高騰など國民生活への影響を踏まえた今後の対応について)

 おっしゃるように2か月たっていますが、ロシアによる非道な侵略を終わらせるためにも、今が正念場であると感じています。ウクライナ侵略、これはアジアを含む國際社會の秩序を揺るがす行為であります。こうした行為に対して、國際社會が一致結束して毅然(きぜん)と行動すること、これが極めて重要です。今回の水サミットの機會においても、先ほど申し上げたように、ツバル、カンボジア、ラオス、こうした首脳との間においても、ウクライナ情勢への対応で連攜しようということを確認した次第です。ロシアが國際社會の聲に耳を傾け、そして侵略をやめるように、今後とも、G7を始めとする國際社會と連攜して、厳しい対露制裁措置を講じてまいります。
 おっしゃるように原油等、國際的な物価高騰によって、我が國の生活、國民の生活や経済にも影響が出てきておりますし、今後の動向も不透明ではありますが、しかし今、國際社會がそれぞれの立場で歯を食いしばって平和の秩序を守ろうと努力しているところですので、まず政府としては、しっかりとした物価対策を用意して、國民生活、経済への影響、これをできるだけ抑えるべく努力していきたいと思いますが、國民の皆さんにもこうした政府の取組に協力していただき、共に平和を守るための正念場であるという思いを共有していただき、禦協力いただければと思っています。

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