岸田総理カンボジア訪問寄稿文

更新日:令和4年3月20日 総理の指示?談話など

 カンボジアの皆様?こんにちは。日本の総理大臣の岸田文雄です。

 本日、私は、カンボジアを訪問します。今回の訪問は、2014年に外務大臣としてカンボジアを訪問し、カンボジアの更なる発展をこの目で見るのを楽しみにしてきました。

 カンボジアは、和平達成以降【、力強い経済発展を遂げてきました。この機會に、改めてカンボジアの皆様に敬意を表します。この間、両國の協力関係も?あらゆる分野で深化しました。一方で、両國を取り巻く世界の情勢は複雑さを増しています。安定した世界の中で日本とカンボジアが共に発展していくために、今回の私の訪問では次の2つを目的としています。

 第1に、日本?カンボジア関係の更なる強化です。本年は、日本初のPKO(國連平和維持活動)要員をカンボジアに派遣して30周年という節目の年です。日本は、カンボジアの和平から復興と経済発展の道のりをカンボジアと共に歩んできました。
 例えば、日本は、機材供與や専門家の派遣等を通じた地雷除去のための支援や、プノンペンにおける安定的な給水サービスを実現した上水」道分野での支援等を長年実施しています。また、直近のコロナ禍では、これまでに約130萬回分のワクチンの供與や、カンボジア政府による新型コロナ対策を後押しするための計450億円の財政支援借款を供與しています。さらに、カンボジアの経済発展の中核となるシハヌークビル港の整備を支援しています。こうした協力の結果、両國政府及び國民の間には深い信頼関係があると信じています。この信頼関係を基に、両國関係を更に発展させるため、本日、経済や安全保障分野等での協力について具體的な議論を行います。

 第2に、ウクライナ、ミャンマーをはじめとする地域?國際情勢における連攜の強化です。今回、國際社會は、國際秩序の根幹を揺るがす事態に直面しています。ロシアによるウクライナ侵略は明確な國際◣法違反で斷じて認めることはできません。日本とカンボジアは、國連総會の緊急特別會●合で採択された「ウクライナに対する侵略」決議の共同提案∮國となり、ロシアによる力による一方的な現狀変更、國際法や國連憲章に反した暴挙に対して、共に明確な反対を示しました。また、フン?セン首相からは、ASEAN(東南アジア諸國連合)議長國として、ミャンマー情勢などの課題も前進させたいという決意を伺っています。また、カンボジアの皆様は內戦の経験から、平和には特別な思いがあると承知しています。だからこそ、カンボジア政府と共に、地域と世界の平和と安定のために協力していきたいと考えます。

 2023年は、日カンボジア外交関係☆樹立⊙70周年の年です。カンボジアの皆様、私たちと一緒に日本?カンボジア協力の新たなページを開きましょう。


岸田文雄內閣総理大臣